あなたは今、夢を収入に合わせていませんか?——21歳のメンターに打ちのめされた日に、気づいたこと。
「ボーナスでたら、これくらいの旅行は出来るかも。。」
「1年貯金頑張れば、これ買えるかな?」
「生活費を切り詰めたらリタイヤできるかも。」
そんなふうに、
頑張れば手の届くものを自分の夢だと思っていませんか?
実はこれ、
収入に合わせて夢を実現可能なところまで小さくしている(諦めている)
という状態です。
かつての私も、まさしくそうやって生きていました。
「実現可能な範囲まで夢を小さくして妥協している」
それに気づかせてくれたのは、
21歳の私のメンターとなった男性の、たった一言でした。
溺れていた私が、ドアを叩いた日
2007年頃のことです。
SARSパンデミックと直行便のキャンセルが重なり、
私が勤めていた旅行会社の経営は一気に悪化。
給与は15%カットされました。
離婚したばかりで、一人でモーゲージを抱えていた私には、
本当に切実な問題でした。
「とにかく、少しでもお給料以外の収入が必要。」
藁をも掴む気持ちで、友人に紹介されたオフィスのドアを叩きました。
そこに現れたのは、21歳の若い男性でした。
公認会計士のライセンスを持つ40代の私は、正直思いました。
「こんな若い男性が、私に何を教えられるというの?」
「君は将来、何をしたい?」
彼はまず、私のファイナンシャルカルテを取り始めました。
そして聞きました。
「君はどれくらいの収入が欲しいの?」
私は即答しました。
「月に5万円、6万円でもいいんです。
とにかくモーゲージを払っていけるなら。」
彼が軽く鼻で笑って慌てて隠したのを今でも覚えています。
「5万円、6万円なら全然問題ないよ。
でも——
僕が聞いたのは君は将来、何をしたいかってことだよ。」
私は戸惑いました。
将来?
毎日を生き延びることで精一杯なのに。
溺れながら藁をつかもうとしているのに。
将来のことなど、考える余裕がどこにある。
そして彼は言いました。
「君は、今の収入に合わせて本当の夢ややりたいことを諦めて生きる?
それとも、君の夢に合わせて収入を増やす?
どっちの人生がいい?」
その言葉の意味が、その時の私には分かりませんでした。
彼のトレーニングはまず、私が
”そこにあると思い込んでいる壁”
の向こう側を見せることから始まりました。
今でもメンターとして常に私を上に引き上げてくれる彼との出逢いがなければ、
私は今ででも収入に合わせて夢を諦める人生を送っていたと思います。
あなたの収入は、誰が決めていますか?
少し、立ち止まって考えてみてください。
今のあなたの収入——
それは、誰が決めていますか?
会社が決めている。
景気が決めている。
業界の相場が決めている。
そうかもしれません。
でも言い換えると、
収入の舵を、あなた以外の誰かが握っている。
ということでもあります。
以前のブログでもご紹介した、キヨサキのESBIをご存知ですか?
E(従業員)・S(自営業)・B(ビジネスオーナー)・I(投資家)。
E(従業員)でいる限り、
給与の最終決定権は自分にはありません。
どれだけ頑張っても、
会社の予算という枠は越えられない。
これは会社が悪いわけではありません。
ただ、構造の問題です。
今回お伝えしたいのは、
E(従業員)をやめなさい、ということではありません。
Eだけに依存し続けることが、
収入に合わせて夢を諦める構造を作っている。
ということです。
収入を増やすとはどういうことか
私が2008年に始めたのは、小さな副業でした。
最初の月の収入は、3万円。
5万円、8万円と少しずつ増えていきました。
金額よりも大きかったのは、
「自分で収入を生み出せる」という安心感でした。
会社の業績に左右されない収入がある。
自分の行動次第で増やせる収入がある。
安心感だけでなく”実は壁などなかったのだ”と理解出来た瞬間から、
私は夢を諦めることをやめました。
私は毎年年末にビジョンボードをアップデートするのですが、
2008年に創ったビジョンボードの写真が出てきて驚きました。
そのビジョンボードには
*海とダウンタウンが見える部屋の写真。
*MINIクーパーの写真。
*ゴールデンリトリバーとシェルティーなど欲しい犬の写真。
*紙に大きく書いて切り抜いた”ミリオネア”という文字。
*マチュピチュ、グランドサークル、ヨーロッパの美しい景観の写真。
こんな切り抜きで埋め尽くされていました。
驚いたのは気が付けば全て手にしていたからです。
あの時、夢を収入に合わせたままでいたら、
どれも手に入っていなかったと思います。
あなたへの問い
今のあなたの夢は、
今の収入に合わせて諦めていませんか?
「もう少しお金があれば」
「もう少し余裕ができれば」
「あの状況さえ変われば」
そうやって、夢を後回しにしていませんか?
収入の舵は、
会社だけが握るものではありません。
小さくていい。
月に数万円でもいい。
「自分で収入を生み出せる」という経験が、
夢を現実に引き寄せる、最初の一歩になります。
あなたは今、どちらを選びますか?
夢を収入に合わせて諦めますか?
それとも、夢に合わせて収入を増やしますか?